このページでは、「マインドコントロール」の特徴について詳しく解説したものです。
マインドコントロールを使った集団殺人事件などで、実際どんなものなのか気になりますよね。
実際に私は、賢い人の選別と知的好奇心のためにマインドコントロールを長年利用し、調査しました。
経験から、マインドコントロールに掛かりやすい人間は全員共通点があります。
そして逆にマインドコントロールに引っかからない方法は、賢くなることです。
マインドコントロールは「対人の操作」
マインドコントロールは難しく考えがちですが、案外知らないだけで身近に使われています。
あなたは、自分の行いや選択に対して「本当に自分が選んだものなのか?」と考えた事はありませんか?
マインドコントロールは人間の
- 環境
- 精神力
- 考え方
- 性格 etc.
などを利用してコントロールしていきます。
人を操作するなんて非道で最低な人間がすることだ!
と思う方も多いと思いますが、マインドコントロール関係なく、ものは使いようになると私は考えています。
マインドコントロールを良いことに使うか、もしくは悪いことに使うのかは人それぞれです。
仮に包丁があったとして、その包丁でおいしい料理を作るために利用するのか、もしくは人の体を傷つけるために利用するのかは、人それぞれです。
ただ、どちらを選択をしたとしても「選択の2面性」があり「バランスを保つこと」が必要だと感じています。
もし、知らない間に操られたくない為の対策としては
- 賢い人間になる
- マインドコントロールを駆使する人から距離を取る
の上記のどちらかを行動に起こすことが必要になってきます。
距離的に離れてしまっては、他人伝いになってしまうと掛かりにくいからです。
次にマインドコントロールの特徴についてカンタンに表にしてみると、
マインドコントロール | |
---|---|
期間 | 長期間 (約半年~) |
力 | 弱い (情報量による) |
行動 | 自発的 |
自覚 | ない |
このように、マインドコントロールは自分以外の人間には気づきにくい傾向にあります。
北風と太陽
私は、マインドコントロールは童話に例えると「北風と太陽」にでてくる太陽のようにも思えます。
旅人の服を脱がす為に、北風と太陽が勝負するお話です。
「北風と太陽」のあらすじ
ある時、北風と太陽が力比べをしようと話になり、そこの道を歩いていた旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をすることにしました。
まずは、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとします。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができませんでした。
次に、太陽がサンサンと照りつけてみました。
すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまったのです。
これにより、この勝負は太陽の勝ちという結果におさまりました。
実際、今この童話をよんで
- 太陽 → マインドコントロール
に似ているような気も感じます。
なぜなら、太陽は旅人から服を脱がす為の環境を用意したように考えられるからです。
一方北風は、相手の意思を考えず無理やり脱がそうとしてしまい、逆に抗ってしまった為失敗に終わります。
もしかしたら、他の旅人に同じような事を試してみたら、違った反応もすると思っています。
1.かかっている期間
まず始めに、マインドコントロールがかかっている期間について説明します。
マインドコントロールは基本的に、他の人に察されないことが不可欠なものです。
なので、およそコントロールするまでの準備期間を除いて、約半年以上は掛かった状態になるでしょう。
2.コントロール力
次にコントロール力について、解説していきます。
実際、マインドコントロールの強さは催眠術などから比べてみると弱い方です。
そして基本、マインドコントロールは全ての行動が操作できるかといわれると、そうではありません。
- 相手とかかわった時間や情報の数に比例してマインドコントロールの影響を受けやすい。
- マインドコントロールはずっと掛けておくものではなく、その人間と接触している時だけ。
3.行動
そして、なぜマインドコントロールは自発的な行動になってしまうのかも紹介します。
マインドコントロールは相手の
- 性格
- 環境
- 考え方 etc.
など人を選び、駆使してコントロールするので、自分が自発的にやった事だと感じざるおえません。
仮に散歩させたい人がいたとして、散歩に興味がある人とない人を比べて、ある人の方がすんなりと散歩に行ってくれそうですよね。
そして、その人がどんな環境や気持ちになったら散歩に行くのかも知り、利用する必要があります。
4.自覚
基本、マインドコントロールは自覚がありません。
マインドコントロールで最大の利点が、コントロールさせているということに気づきにくいところです。
上記の2.コントロール力と03.行動で説明した通り、マインドコントロール最大の利点です。
催眠術との違い
催眠術というのは、TVのネタとしてもよく見かけるのでご存じかと思います。
他人をコントロールするという点については似ているのですが、細かいところを見てるとかなり違っていることがお分かりになるはずです。
マインドコントロールと催眠術の違いを比べ、表にしてみると下記の通りです。
マインドコントロール | 催眠術 | |
---|---|---|
有効期間 | 長期間 (約半年~) | 短期間 (~約1時間) |
コントロール力 | 弱い | 強い |
行動 | 自発的 | 強制的 |
自覚 | ない | ある |
掛かりやすい人間の特徴
そしてマインドコントロールは、掛かる人間は何度でも引っかかります。
賢くならない限り、永遠に搾取されていることにも気づかずに生きていくことでしょう。
- 考えない
- 洞察力がない
- 本質を見ようとしない
次に、マインドコントロールに掛かりやすい人間の、行動や思考パターンを分析しました。
下記に当てはまる数が多ければ多いほど、マインドコントロールに掛かりやすくなっています。
- 私利私欲である
- 主観的な視点からしか物事を見れない
- 感情的に行動する
- 目先の利益を追求している
- 物事の二面性を分かっていない
- 固定概念が強い
- バランスを知らない
人間誰でも1つは当てはまるものだと思いますが、あまりにも偏っている人は注意が必要です。
掛かりにくい人間の特徴
マインドコントロールに掛かりにくい人間と変わり、掛かりにくい人間の特徴を紹介します。
結論からいうと、先ほど紹介した掛かりやすい人間の真逆です。
掛かりにくい人の特徴
- 賢い人
- 精神的に強い
- 洞察力に優れている
- 本質を見ている
理由として、このような人は掛かりやすい人と比べて「付け入る隙がない」ということなんです。
ここでいう「賢い」≠「勉強ができる」だということです。
学校の勉強ができるということは、賢いことだとはいいません。
単に、「勉強ができる人」という風に表現します。
そして、マインドコントロールに掛かりにくい人の本質的な行動としては、
- 論理的に行動する
- 主観的・客観的の2つの視点から物事を見ている
- 後先の利益を追求している
- 物事の二面性を見出している
- 固定概念に縛られない
- バランスを保っている
というふうな考えや行動が共通しています。
マインドコントロールは賢い人には効かない
以上がマインドコントロールについての特徴でした。
マインドコントロールというのが何となく理解はできたと思います。
私はたぶんマインドコントロールが効かない人間が現れてたら、飛びついて仲良くなりたいと思いますね。