今回は、賃貸物件で実際にあった、思いもよらない犯罪手口を4つ紹介します。
- 初めての一人暮らしで不安
- 最近被害にあったから
- 実際あった時に、冷静な判断が出来るようにしたい
初めての一人暮らしで、部屋に入られたりしていないか犯罪に巻き込まれていないか、不安で一杯になっている人のいると思います。
では実際にどのような想定できない手口で、部屋に忍び込んだりしているのか4つ紹介します。
一人暮らしで実際にあったケース
実際に「誰からか侵入されているような気がする」相談者からの質問で、その部屋を散策する動画です。
解決には至りませんでしたが、こういったケースがあります。
1.勝手に合鍵を作られる
製造番号をもとに合鍵を作られ、家の中に入り不法侵入される恐れがあります。
実は、鍵に記載されている製造番号をお店に伝えると、合鍵を作ってくれます。
過去にも、同じ手口で下着泥棒を行っていた人が逮捕されたケースがあります。
2021年5月10日 久留米大学医学部の学生だった阪上翔伍容疑者(36)は、在学中のことし1月、久留米市内に住む23歳の女子大学生のアパートに侵入したとして、住居侵入の疑いで逮捕されました。
NHK NEWS WEB
捜査関係者によりますと、阪上容疑者は、女子大学生の自宅の鍵に記された製造番号を盗み見て、この番号をもとに合鍵を作ったということです。
基本は作る際に本人確認をしますが、その確認作業を怠っている店があるので注意が必要です。
対策案
- 鍵は他人に見られないようにする
ありがちな犯人像
- 同じ学校や職場に通う人
カギは無意味に見せないようにしましょう。
スマートキーはこちら
2.屋根からの侵入
屋根裏を通って、同じ階の部屋に移動することができます。
賃貸物件だと屋根裏には壁がないところは割とあり、隣の区画内に入ることは可能です。
お風呂場の天井などにある出入口から侵入することが出来ます。
ストーカーや不法侵入している犯人は、実は同じ階の人だったというのは珍しくありません。
現象
- 屋根裏に足跡がある
- 食料や物が無くなっている
対策案
- 大家さんに建物の詳細の確認をとる
ありがちな犯人像
- 同じ階の住民
江戸川乱歩の作品「屋根裏の散歩者」を思い出しますね。
無料で読めるので、気になる人はこちらからどうぞ。
3.玄関ポストからスマホで盗撮
玄関ポストから腕を入れ、スマホのカメラで部屋の状況を撮ります。
過去には腕を入れ鍵を開けたり、直接覗いていたなんてのを聞いたことはありました。
しかし最近は住民の情報を得るために、静かに腕を忍ばせスマホで撮影していますので、注意して下さい。
対策案
- 玄関とポストが一体型になっていない物件を選ぶ
- 新聞受けのところに蓋を付ける
実際に被害にあった人の話を聞くと、警察は動いてくれず、いまだに事件化できていないようです。
4.盗聴・盗撮される
盗聴器や盗撮器をしかけられ、プライベートな情報を盗まれる可能性があります。
部屋に設置されている定番のコンセントから、最近では電子機械に見せかけたカメラも売られています。
また、自宅だけではなく職場や通勤時にも可能性があります。
対策案
- 見覚えのない物が家にある
- よく見ると赤いランプがついている
前にメンズエステの個室に、Wi-Fiルーターに見せかけた盗撮カメラが設置されてあった話を聞いたことがあります。
隠しカメラ専門のオンラインショップ
もし不審な物があったら、こちらの隠しカメラ専門サイトに同じ商品があるか確認してみて下さい。
- どちらのサイトも悪用厳禁なので、犯罪目的で使用しないようにお願い致します。
オススメのグッズ:防犯カメラ
実際に被害にあっている証拠を押さえるための隠しカメラです。
- 物的証拠をおさえて、警察や弁護士に動いてもらいたい
- 自分の部屋なのに、不審な事が立て続けに起こる
犯罪はヒヤリハットと同じで、大きな1つ事件が起きる前に、小さなトラブルを過去に起こしていることが多いです。
自分が事件の被害者にならない為にも、小さなトラブルを泣き寝入りせず、少なくとも被害届を出すようにしていきましょう。
おわりに
以上が「想定できない不法侵入手口4選」でした。
記事のまとめ
- 勝手に合鍵を作られる
- 屋根からの侵入
- 玄関ポストからスマホで盗撮
- 盗聴・盗撮される
実際に被害にあっている証拠を押さえるための隠しカメラ