このページでは、「地球温暖化は陰謀論で、ただのデマなのか」その真相を紹介していきます。
- 地球温暖化はウソだと聞いた人
- ただの陰謀論だと思っている人
よく地球温暖化を、陰謀論と結びつける情報がネット上に回っていて、どれが正しいのか分からなくなりますよね。
地球温暖化を信じていない人が一定数存在しているのも事実です。
ただの気候変動で自然なことだよ
一部の企業や政府が儲かるシステムになっているだけ
実際、わたしも地球温暖化はただの気候変動だと考えていましたが、調べていくうちに「そうではない」ことに気づきました。
その根拠と真相を紹介していきます。
Q1. 太陽の活動が原因???
地球温暖化の原因は「太陽の活動の変化で、今は太陽の気温が上昇している」という説があります。
たしかに太陽の活動が、おもな熱源であることに間違いはありませんが、気温上昇は太陽の活動とは無関係です。
じつは「太陽の影響が少なすぎる」
もし太陽の気温変化するのであれば、太陽の活動量も比例してくるはずです。
しかし最近の変化をカンタンに分析してみると、その逆「太陽の活動は減少気味」になっています。
また、仮に太陽が活動変化したとしても地球にあたえる影響は、わずか0.1℃しかありません。
なので、気温上昇は太陽の活動とは全く関係ないのです。
Q2. 氷河はじつは溶けていない?
地球温暖化の話で、「北極南極の氷は溶けていない」という説があります。
私も学生の頃、教師が同じことをみんなの前で言っていました。
では実際に、氷河を1984年と2016年を見比べてみましょう。
衛星カメラからの写真
氷河の動きを見てみると、氷が約95%溶けていることがわかります。
暑い氷は溶けてしまい、今は薄い氷しか張っていない状況です。
氷河の動きをみてみたい人は、下の動画がオススメです。
なので、「実は北極・南極の氷は溶けていない」というのは、全くもって事実とは異なる情報です。
溶けているのは「人間のせい」
そもそも氷河とは、大気の歴史を教えてくれるものの1つです。
氷河をドリルで穴を深く掘れば掘るほど、雪の下に閉じ込められていた気泡で、約80万年前の大気の状態がわかります。
そしてこの方法で「18世紀終わりからCO2(二酸化炭素)の量が急上昇した」のが分かったのです。
18世紀終わりは何が起きた?
18世紀終わりの頃は、ちょうど「産業革命」が始まったときです。
産業革命が始まると、たくさんの工場が製造の過程で、大量の空気汚染物質を出していました。
大気汚染を招く原因は、石油や石炭などを主な燃料にしたことです。
その後も工場の稼働は続き、二酸化炭素が増加したのは単なる偶然ではなく、工場の煙突から出たものです。
そして数世紀にわたり、今でも二酸化炭素の排出量は変わっていません。
Q3. 火山も二酸化炭素だしているよね?
「二酸化炭素をだしているのは人間だけじゃなくて火山も出しているよね」という声もあります。
たしかに火山の噴火で二酸化炭素はでていますが、人間が毎年だしている量とは比べものになりません。
20世紀最大の大噴火をしたフィリピンのピナトゥボ火山を例にみてみましょう。
CO2排出量の比較
- 噴火
- 1400万t / 回
- 人類
- 100億t / 年
噴火は人類の排出量とくらべても、約1%の排出量
なので、いくら火山が噴火したところで、人間の出している二酸化炭素の量には及びません。
なぜデマ情報が流れたのか
地球温暖化自体が起きていないと情報が、色んなところから聞きます。
A1. ネット上に誤情報がたくさん回っている
このページにも同じことが言えます。
いろんな情報を照らし合わせて、自分の頭で考えてみましょう。
「地球温暖化は起きていない」という人たち
地球温暖化は存在している根拠がたくさんあるにも関わらず、「地球温暖化は存在しない」と言う人たちがいます。
その訳は、個人的な展開をするなら、「地球温暖化は存在しない」というのは希望的観測だと思っています。
信念の一形態であり、証拠や合理性ではなく、「そうあって欲しい」とか「そうだったらいいな」という希望に影響されて判断を行うことをいう。
一般に、好ましい結果が好ましくない結果よりもありそうだと予測することを指す。
ウィキペディア
嫌なことから無意識に目をそらし、根拠があるように見せかけてそうではない、この話題に限った話ではありませんが。
地球温暖化はこのままだと、間違いなく人間を殺します。
イヤな現実に、人類全員が目を向けれるかが、今後は重要な課題です。
おわりに
- A. じつは「太陽の影響が少なすぎる」
- A. 溶けているのは「人間のせい」
- A. 人類の排出量の1%しか出していない
- ネット上に誤情報がたくさん回っている
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