「Adobe Express」を使った感想と、「Canva Pro」とをカンタンに機能を比較してみた

この記事では、Adobe Creative Cloud ExpressのプレミアムとCanva Proと比較し、使った感想を紹介しています。

料金

まず始めに「Canvas Pro」と「Adobe Expressプレミアム」の料金を比べました。

支払いプラン	Canva	Adobe CCE
月額	￥1,500	￥1,078
年額	￥12,000	￥10,978

Exoressの料金をCanvaと比べると、月額422円、年額で1,022円安くなりました。

ファイル形式

作ったデザインがどのようなファイル、保存できるのか比べてみました。

ファイル形式	Canva	Express
PNG	〇	〇
JPG	〇	〇
PDF	〇	〇
SVG	〇	―
MP4	〇	―
GIF	〇	―

デザイン

次にデザイン作成に必要な素材や、保存環境などを比べてみました。

デザインの幅	Canva	Adobe CCE
フォント	約3,000	約2万
写真	約200万枚	約1億6000枚
デザイン素材	約8,000万	不明
テンプレート	50万	不明
クラウドストレージ	100GB	100GB

Adobeはクリエイティブな創作できるフォームを多く作っているので、フォントなどの高クオリティの素材が多いです。

共通の機能

CanvaとAdobeの課金後、機能が同じものを紹介します。

Expressを使った感想

Canvaプロを日頃から利用している私が、Adobeのexpressを使ってみて感じたことを、メリットデメリットの4つ紹介します。

メリット・デメリット

メリット①「レイヤー機能がある」

Expressには、レイヤーの位置変更を簡単にできる機能があり、効率が段違いです。

Canvaでは、配置ボタンでレイヤーの位置を変更しており、正直効率がいいとは思いません。

Expressは素材がどこのレイヤーにあるのか、一目でわかるよう表示され移動も簡単です。

Expressのレイヤー機能だと、無駄な作業が減りそうです。

メリット②「写真の数が多い」

デザインを作成している途中に感じたのは、写真の多さです。

CanvaやPro版でもクオリティの高い作品はありますが、Expressより数は少なく感じます。

Expressは「Adobe Stock」を活用しているので、1億点を超える画像が利用できるのです。

なので実写の画像をよく使う人には、オススメだと思います。

デメリット①「イラストが少ない」

Expressでは「デザインアセット」というイラスト素材が、Canvaに比べ少ないです。

Canvaでは「グラフィック」にあたり、イラストを中心にデザインするのは厳しいように感じます。

デザインアセットの他に「アイコン」という、アイコンイラストがあり数が豊富です。

単調なアイコンなのでシンプルなデザインをよく創る人には、使いやすいかもしれません。

デメリット②「動作が重い」

作業をしていて感じたのは動作が重く、作業の効率が悪いところです。

デザイン素材を投入したときに表示されるまでの時間を計ってみると、

という風にかなり時間がかかります。

おわりに

CanvaとAdobeのCreative Cloud Expressの比較と、使った感想はいかがでしたでしょうか？

AdobeのExpressは、新しいデザイン素材や機能など更新されていくと思うので、今後のアップデートに期待しています。

『Canva Pro』はお試しで30日間だけ無料利用ができますので、気になる人はぜひ使ってみてください。